カルビーがクリスプを発売したときは話題になりましたね。
クリスプのことを「チップスター風ポテチ」と呼ぶ人も多かったとか。
今さらですが、
チップスターとカルビークリスプの食べ比べをしてみました!
チップスターとカルビークリスプの値段
コンビニで買うと、
チップスター108円(税抜)
カルビークリスプ100円(税抜)
大差ないけどクリスプの方が安いです。
カルビークリスプが発売された当初はネット上での価格が高騰していたそうですね。
今は落ち着いているようです。
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チップスターとクリスプを食べ比べ!
チップスターは、
食べてみると、さくさく!と
うすやきのクッキーのような軽い歯触りです。
一口目から優しい味。
噛むほどポテトの味が広がります。
食べ慣れたチップスター、安定のおいしさです。
そしてクリスプを食べてみると、少し堅めです。
ザクザク、バリバリという感じ。
カリカリのマックポテトを思い出しました。
味がしっかりついています。
素材が堅めなので、濃い味付けにも負けません。
食べごたえがあります。
ちなみに左がクリスプ、右がチップスターです。
大きさはチップスターの方が大きいけど、
厚さはクリスプの方が厚いかも。
クリスプのカールしている内側には多目に塩気が付いています。
色もちょっぴり違うような…。
そう思ったら、
クリスプは、生地の中にも塩が練り込んでいる上に、
表面にもフレーバーが付けているとのこと。
確かに表面に付いていることで味がわかりやすい!
カルビーはなぜ突然クリスプを発売したのか
カルビーからクリスプが発売される前までは、
お馴染みヤマザキビスケットの「チップスター」
日本ケロッグの「プリングルズ」、
この二つのブランドがほとんどだった成型ポテトチップスの市場!
筒形のポテトチップスって種類が少ないですよね。
コンビニなどでもじゃがりこやポテロングなどが同じ棚に並んでいます。
カルビーはそこに割って入るような形で成型ポテトチップスに参入。
理由は2つ。
- ポテトチップス製品全体の売り上げ拡大
- 原料調達に左右されない商品作り
カルビーは国内シェア7割を超える、ポテトチップス業界の王者です。
その売り上げをさらに大きくしたいというシンプルな考えがあるということ。
さらにクリスプは、原料のジャガイモを安定して確保できるという点。
従来のポテトチップスは基本的に国内で収穫した生のジャガイモをスライスして使用しています。
なので、もし台風や地震水害などで被害を受けた場合、
ジャガイモの収穫ができなくなってしまうリスクが。
去年、台風による北海道のジャガイモ不足で、
一時期ポテトチップスが販売停止になったことがありました。
クリスプの原料であるジャガイモは国産ではなく、
海外から輸入した乾燥ジャガイモ。
(日本では生のジャガイモ輸入は規制されているそう)
大きい企業ほど、売れる商品の安定した供給が肝になるので、
社内でもクリスプの開発は要だったんじゃないかな?
ポテトチップスがスーパーマーケットの棚から無くなった時期は本当にびっくりしました。
暑くなってからしょっぱいものが食べたくなることが増えたので、
たぶんクリスプはリピートします。
チップスターはいろいろなフレイバーがあるので、
クリスプもコンソメ以外にも発売されることを期待しています。